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【時間を忘れる最高の贅沢】星のや竹富島 宿泊記

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旅行時期:2022年10月

念願叶って、オープンしてからずっと憧れだった「星のや竹富島」に宿泊してきました。
星のや自体が初体験だったのですが、宿泊してみると、思っていた以上に素晴らしく、お値段は高いですがそれ以上の満足感を得ることができて素敵な滞在になりました。
早速、ホテル内の施設やお部屋の様子など詳しくレポートしたいと思います。

目次

星のやについて

星野リゾート最上位のラグジュアリーブランドです。
別世界に来たような体験ができるよう、徹底的に非日常を追求しています。

星のやは、日常から遠く離れています。
訪れた人が、今日までいた世界を忘れ、星のやの住人かのように没入できる場所。
日々の時間の流れから解き放たれる休息が、ここにはあります。

引用元:星のや公式

予算の目安は食事なしで1人1泊25,000円程度、朝夕食つきで70,000~80,000円程度、予約できるのは連続2泊以上です。
私たちは食事なしでたまに夕食だけアラカルトでルームサービスをして滞在しました。

星のや竹富島のチェックインまで

港から送迎バスで到着すると、まずフロント前でスタッフの方のお出迎えがあります。
1組ずつお部屋までカートで案内してくれます。

お部屋は一軒家で石垣に囲まれています。
沖縄の集落と同じように伝統に則って作られており、囲いの入り口には魔除けのための「ヒンプン」という壁が立っています。
この「ヒンプン」の右側は神様の通り道とされていて、人が出入りする時は必ず左側を通ります。

鍵についたヤモリの形のキーホルダーが可愛い。

沖縄原産の月桃のお茶とお菓子をご用意いただき、施設内の説明を受けました。

すでにこの時点で夢見心地です。

星のや竹富島の客室 琉球畳のお部屋「キャンギ」

私たちは琉球畳が敷き詰められた「キャンギ」というお部屋に宿泊しました。
お部屋番号は211号室、琉球畳が敷き詰められた沖縄らしい感じのお部屋です。

「キャンギ」の外観

星のや竹富島のお部屋は1棟の一軒家を丸々使えるという贅沢な造りです。

生活音や声を気にすることなく、のびのびとくつろげました。

お庭の端の方に月桃(げっとう)が生えているとスタッフさんに教えてもらいました。
沖縄の植物で、抗菌や防虫の効果があるそうです。
チェックインの際に淹れてもらったお茶や、お部屋のアメニティのバームにも月桃が使われています。

夜は明かりをつけるとこんな感じ。

どこを撮ってもフォトジェニックで素敵な空間でした。

「キャンギ」のリビング

畳なので床でそのままくつろいだり、大きなソファ(デイベッド)でゴロゴロしたり、思い思いに過ごせました。
前面と背面の窓を開け放って風を通すと、日常を忘れるよう。別世界です。

お部屋の照明は間接照明を使っており暗めです。テレビや時計もありません。
非日常空間でゆっくりとくつろいでほしい、というコンセプトが体現されていました。
テレビがないことなんて滞在の中盤ぐらいまで気付かなかったぐらい、毎日が楽しく穏やかに充実して過ぎていきました。

ただ、照明は明るさを調整できても良いかなぁと思います。
たまに夜にお部屋の中が暗すぎて写真が撮りづらいことがありました。
真っ暗になる前に撮ってしまえばいいので私たちの段取りの問題もあるかも。(笑)

「キャンギ」の寝室

小上がりの上にベッドマットが敷かれています。
マットの寝心地が良く、お布団もふかふかで、安眠できました。

抑えた照明も寝室では落ち着く感じでとても癒されました。

「キャンギ」の水まわりとアメニティ

トイレも洗面所も最新で清潔感があって使いやすかったです。

アメニティも充実していました。
使ったものは翌日のお掃除でしっかり補充されます。
基礎化粧は星のやのオリジナルのようで、香りがよく使い心地も良かったです。
右上にある丸いものは沖縄のハーブ、月桃を使ったバームで、リップやネイルの保湿に良かったです。

お風呂はユニットバスですが十分な広さです。
家族で入っても大丈夫そう。
バスタブのすぐ外が木製の排水溝になっているので、お風呂前の床も意外とびしょびしょにならず、快適に使えました。

ブラインドを上げるとさらに明るく。
1棟ごとに石垣に囲まれているので、他の人の目も気にすることなく開放感を味わえます。

他のカテゴリーのお部屋

キャンギは一番リーズナブルでしたが、沖縄らしいお部屋を味わえて大満足でした。

他にも、フローリングのガジョーニ、3名まで宿泊できるズーキなどのもう少し上のカテゴリーのお部屋もあります。

引用元:星のや竹富島

ガジョーニはこんな感じのようです。
お部屋の真ん中のバスタブが印象的で、予約する時にすごく迷いました。

次回行くことがあれば泊まってみたい!

星のや竹富島の食事

朝食

朝メニューの「島の九品(クヌシナ)朝食」を選びました。
沖縄伝統の重箱料理をアレンジした和食の小鉢料理とジューシー、お味噌汁です。

盛り付けが綺麗でテンションが上がります。
どれも丁寧に味付けされていて本当に美味しい。

とても美味しかったのですが、1食分で4,235円となかなかのお値段だったので毎日は行けず、最終日の贅沢に取っておきました。
滞在中一回は食べたかったので行けて良かった!

アラカルト

インルームダイニングでアラカルトメニューをいくつか頼みました。
こちらはゴーヤチャンプルー定食。

こちらはタコライスです。
レタス、ソースは別盛りになっていて自分で盛り付けていただきます。

ソーキそば。麺が丸くて細めで美味しかったです。ソーキはトロトロでした。

ラフテー丼。味しみしみで食べ応え十分でした。

沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」のおにぎり。美味しかったです!

「海人(うみんちゅ)丼」、2種類のお刺身の海鮮丼です。
海ぶどうと温泉卵付きでした。

星のやの料理はどれもとても美味しくて、朝食もアラカルトも大満足でした。

星のや竹富島の施設やサービスと関連する思い出

星のや竹富島の休憩所『ゆんたくラウンジ』

「ゆんたく」とは、沖縄の言葉で「おしゃべり」の意味。
その名の通り『ゆんたくラウンジ』では、ゆっくりおしゃべりしながら飲み物やおやつを楽しむことができました。

ゆんたくラウンジで提供される飲食物はサービスなので、追加料金はかかりません。

ちんすこう、唐辛子せんべい、紅芋タルトなど、沖縄らしいお菓子が常時置いてりました。
少なくなるとすぐに補充されるようで、私たちの滞在中にお菓子が切れているところを見かけることはありませんでした。
飲み物はシークワーサージュースやさんぴん茶などが置いてあり、どれも美味しかった!

そして、スタッフさんが出来たてを提供してくれる「うむくじアンダギー」(時期によってメニューは異なるようです)とバニラアイス。
「うむくじ」は紅芋とさつまいものでんぷんで作った天ぷらだそうです。

これが本当に美味しくて、揚げたてのうむくじアンダギーと添えてあるバニラアイスの相性が最高でした。
作っているスタッフさんに「〇個ください」とお願いすると席まで持ってきてくれます。
作って置いてあるだけではなく、常に出来たてをいただけるサービスも嬉しいなと思いました。

また、朝や夜の時間帯に限定ドリンクの提供もありました。

朝の「ピーヤシジンジャー」。
島コショウの「ピーヤシ」と黒糖と生姜をシロップ仕立てにしたものをソーダ水で割ったもの。

夜のカクテルアワーに出ていた「月夜の泡盛カクテル」。
泡盛とシロップをあわせたオリジナルカクテルだそうです。
琉球グラスに入っているとより一層美味しく感じます。

ライトアップされた夜のゆんたくラウンジも素敵でした。

レストラン

ゆんたくラウンジの隣にあります。
最終日の朝食で行きました。

中央にドリンクコーナーがあります。
デトックスウォーターや、各種ジュースがありました。

シークワーサーや紅芋、黒糖など沖縄らしいものも色々あって選ぶのが楽しかったです。

レストラン奥の休憩スペース

レストランの奥の道を少し進むと、こんな素敵な隠れ家スポットが。

意外と気づかない場所なので、お散歩ついでにちょっと寄ってみるのも良いと思います。
海外リゾートみたいですね。

見晴台

敷地の奥の方に、「見晴台」と呼ばれる小さな丘があります。
上からリゾート内を一望できます。

循環バスと神対応のスタッフAさん

星のや竹富島は島の端にあり、ビーチやレストランに出かけるための無料の循環バスが通っています。
バスはだいたい1時間に3本ぐらいで、チェックインの際に時刻表をいただけます。

バスの運転はスタッフの方が交代で担当してくれるのですが、その中のAさんというスタッフさんがとてもホスピタリティあふれる素敵な方でした。
バス移動中も楽しく過ごせるように、竹富島のその日の気候やおすすめの観光スポット等のプチ情報を乗るたびにお話ししてくださいました。竹富島にはご家族で移住されてきたそうで、奥様やお子さんのお話なども楽しく移動時間があっという間でした。
物腰が柔らかく、質問やこちらの話にいつも優しく丁寧に対応してくださってとても癒されました。

循環バスの時間を待つ間に「珍しい花が咲いたので」と花瓶にさして持ってきてくれたり、お別れの際には小瓶に入れた星の砂を渡してくれました。

最終日にフェリーの出発時間まで少し時間があったので、循環バスで少しだけビーチに出かけました。
泳ぐ用意は一切しておらず眺める程度と思ってビーチでバスを降りたのですが、その際に運転席にいたAさんが「よろしければ」とそっとビーチタオルを2枚渡してくれました。
帰りの港で星のやのバスのスタッフに渡してくれればいいので、と返し方のフォローも。
結果、海を見ていたら足だけでもつかりたくなってしまい、タオルがあってすごく助かりました。

こんな綺麗な海、見ているだけでは我慢できなくなるのを見越していたんですね。
お客様をよく見て気遣ってくれるなーと感動しました。

Aさん以外のスタッフの皆さんにも本当によくしていただきましたが、特に感動したので長々と話してしまいました。(笑)
次回もし行くことがあればまた会えたら嬉しいな。

プール

夜のプールに浮かんで星空を眺めるのがおすすめと先述したスタッフのAさんに勧めていただき、ナイトプールに行ってみました。

10月後半ということで少し寒かったですが、温水プールのお湯の吹き出し口近くが温かく、暖を取りながら星を眺めました。

雲が晴れて星が見えた時は、まるで宇宙空間にいるような浮遊感を味わえて、あぁ来てよかったなぁと心から思いました。

今回の旅行ではこうやって幸せを感じる瞬間が数多くあり、どれも大切な思い出になりました。
星のやスタッフさんのメンテナンスと温かいおもてなしのおかげだと思います。

星のや竹富島のオプションやサービス

三線のレッスン体験

三線の先生に45分ほどのレッスンをしていただき、そのあとは滞在中ずっと三線を借りられます。
これが思ったよりも楽しくて、滞在中は暇を見つけては弾いていました。
一軒家なので音も気にせず練習できてすごく良かったです。

滞在中の三線の貸し出しは1部屋1丁までだそうですが、練習しているうちに2人で1曲できるようになりたい、ということになり、フロントに相談したところ、快く2丁お貸しいただきました。
5日間暇を見つけて練習し、たどたどしいながらもなんとか『島んちゅぬ宝』を弾き語り(とも言えないレベルですが)できるようになりました。

普段触れる機会のない楽器に触れて、身も心もリフレッシュできた気がします。おすすめ!

予約はこちらからできます。

朝の砂浜ヨガ

アイヤル浜やプールサイドで毎日開催しており、予約不要で無料で参加できます。
朝焼けを見ながら体を動かすと、一日を気持ちよく過ごすことができました。

とにかくフォトジェニックな星のや竹富島

どこを撮っても絵になる素敵なリゾート。
日常を忘れて素敵な体験になること間違いなしです。

ちょっと疲れた時に思い出して幸せな気持ちになれたり、また行きたいから仕事頑張ろうと思えるような、本当に最高のリゾートでした。
また絶対行きたいです。

他にも、同じ沖縄の宮古島で宿泊したこちらのリゾートもおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

星のや竹富島の基本情報

住所〒907-1101
沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話番号050-3134-8091 (9:30 AM〜6:00 PM)
到着当日 0980-84-5888
決済Visa、Mastercard、JCB、American Express、銀聯 UnionPay、ダイナース
送迎竹富港到着フェリーに合わせて送迎あり (予約不要)
集落・ビーチ行き定期便あり (10:00〜17:00・予約不要)
チェックイン15:00〜21:00
チェックアウト12:00
Wi-Fi全客室、共用エリア(無料)
総客室数48室

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