登山日:2024年8月24日
初めての北アルプスでの山小屋泊の行き先として選んだ燕岳。
人気の燕山荘に宿泊し、燕岳や北燕岳の登頂、日没やご来光を堪能してきました。
1泊2日の2日目は、燕山荘での日の出から下山までをレポートをしたいと思います。
1日目はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。
2日目の行程
燕山荘でのご来光と朝食
5時前に燕山荘の東側にあるウッドデッキに出てみると、たくさんの人々がカメラを準備して日の出を待っていました。
だんだん明るくなっていく空のグラデーションが綺麗です。
朝日に照らされる燕山荘。登山客が着ている上着とテントの色がカラフルで綺麗です。
赤く染まる槍ヶ岳。モルゲンロートを見たのは初めてで感動でした。
ちょうど太陽が出る場所の雲が盛り上がってしまったのですが、日の出の時には太陽の台座のようになってこれはこれで素敵でした。
朝食も品数多くて満足感高かったです。
夕食もそうでしたが、メインが肉も魚も両方あるのが嬉しいです。
登山ルート
燕山荘
荷物の整理をしてこの日も燕岳に登頂することにしました。
影がかかっていますが、午前中はよく晴れて雲も少なく気持ちよさそう。
燕岳
青空に映える緑と白が美しい。女王の風格です。
イルカ岩の向こうに槍ヶ岳が綺麗に見えています。
さぁ。燕岳に向かって出発しましょう。
花崗岩の白い砂が本当に綺麗です。
めがね岩。
目の前の北アルプスの山並みが大迫力です。
燕岳山頂 (2,763m)
頂上では皆さん写真を撮っていました。気持ちよく晴れ渡っているのでいい写真が撮れそう!
頂上から見る燕山荘までの稜線が綺麗です。大天井岳や常念岳にもいつか縦走して行ってみたい。
燕のマークの持てる頂上標識が可愛い。
北燕岳も前日よりもさらに綺麗に見えました。
この日も登頂したいところでしたが、午後から雨の予報だったのでここまでで燕山荘まで戻って下山することにしました。
天気が良くて稜線歩きも気持ち良いです。二人でウキウキで歩きました。
北アルプス裏銀座の稜線が目の前に。槍ヶ岳までのこの稜線もいつか歩きたいです。
正面から見る燕山荘。ホスピタリティに溢れた居心地の良い山荘でした。
燕山荘の前からの燕岳。
燕山荘の喫茶では、ケーキセットや軽食、飲み物が売られていました。山の上なのに価格が良心的!
アイスティーとモンブランをいただきました。美味しかったー!
燕山荘の西側にはゴリラ岩。
ゴリラ岩の少し先に白いコマクサを見つけました。
合戦沢の頭
名残惜しいですが、一休みして下山を開始します。最後に燕岳に別れを告げて。
燕山荘のすぐ下はお花がたくさん咲いていて最後まで目を楽しませてくれます。
ゆっくり歩いて10分ほどで合戦沢の頭に到着しました。
ちょっと休憩していたらガスが上がってきて真っ白になってしまいました。
合戦小屋
合戦小屋を目指して下りていきます。この辺りはそれほどの急な坂はありません。
合戦小屋に到着しました。
富士見ベンチ
富士見ベンチは曇っていてこの日も富士山が見えず。
第3ベンチ
前日に登った急登を下りていきます。道が整備されているので下りも歩きやすいです。
第3ベンチに到着です。ちょっと休憩して進みます。
第2ベンチ
時々出る平らな道が嬉しい。
第2ベンチに到着しました。
第1ベンチ
燕岳登山口
登山口にある中房温泉に入ってから帰りました。
大人1人あたり950円、ぬるめのお湯でゆっくり疲れを癒せました。
リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが用意されていました。
燕山荘でのお土産
燕山荘の入り口にはショップがあり、たくさんのグッズが売られています。
つばめのお店の木の看板が可愛い。
燕山荘オリジナルのステッカーやバッチなどが並んでいます。どれも欲しくなってしまいます。
手拭いやバンダナも。横に手拭いやバンダナの見本品が飾られているので、広げた時の模様も見ることができます。
燕山荘オリジナルのナルゲンボトルも。
燕バッチも種類豊富で可愛い!集めたくなりますね。
スタッフの皆さんが着ている燕Tシャツも売られていました。
試着用のサンプルもあるので、サイズ選びも安心。
自分用のお土産に、雷鳥の柄のバンダナを買いました。
燕岳1泊2日の感想
アルプスの女王の名の通り、燕岳は本当に美しい山でした。
今回はお天気に恵まれたので、青空の下で白と緑が映えてどの角度で写真を撮っても絵になります。
北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根の登りはとても厳しかったですが、休憩できるベンチが定期的に作られているので、励みになるし歩きやすい登山道でした。
また、燕山荘の食事は美味しくて、お部屋もトイレも清潔でとても居心地の良い山荘でした。
次は燕山荘に宿泊して縦走か、テント泊に挑戦したいなと思いました。
合戦小屋のスイカも最高でした。
冬の名物、おしるこも食べてみたい。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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